「焼酎カップ 卯時」。 酒をこよなく愛した酔吟先生、白楽天の「心期同酔卯時盃」。 「心に期す 同じく卯時の盃に酔わんことを」。 早朝に酒を楽しむ、羨ましい酒飲みの一句を蒔絵にしました。
「焼酎カップ 興在」。 同じく酒中の仙、李白の「興在一盃中」。 「興は一盃の中に在り」。 薀蓄を語りながら呑む酒も一興です。
炎天下、漆の木の下草刈りをする
7月の炎天下、漆掻きの実習と漆の木の手入れをおこないました。 手入れでは、特に若木の下草を取り除いてやります。
会津漆器技術後継者訓練校の訓練生も、実習参加です。
サルスベリがやっと満開になりました
お庭のサルスベリがやっと満開になりました。 例年に較べると、随分と遅いようです。
今年は、花つきも今ひとつです。
蕎麦屋の祥が郷土料理の店になりました
ご近所の蕎麦屋さん「祥」が、郷土料理の店に変わりました。 というのも、蕎麦打ちをする女将さんに蕎麦アレルギーが発症、やむを得ずの変身です。
先ずは、お通しで会津清酒を一杯。 お膳は敷板(しいた)という、塗のときに使う道具を流用しています。 塗物屋の我々には、思いもつきません。
まんまーじゃの夏
JAまんまーじゃの活気ある季節です。 枝豆は、朝採りに限ります。
試食用の枝豆が出品者によっては用意されています。 試食しながら「これがいい」「あっちがいい」と、賑やかな夫婦の議論が聞こえます。
東山芸妓納涼会2017
7月26日、今年も東山芸妓納涼会が開催されました。 我々のチームも喜んで参加です。 先ずは、小福姐さん、若葉姐さんと記念写真です。
いよいよ酔いもまわってきました。 東山芸妓屋組合の理事長の夕鶴姐さんです。
冷やしおろし納豆そばがおいしかった!
今回の少し早い夏休みの最初のご馳走は、お昼に猪苗代町役場前のラ・ネージュで食べたお蕎麦でした。 どう見ても喫茶店にしか見えない店構えなのですが、「手打ち蕎麦と御食事の店」となっています。 蕎麦は定評があり、いつ行っても混んでいます。 今回のお勧めは「おろし納豆そば」900円です。
大粒の納豆に大根おろし。 なかなか美味です。 帰り際に納豆はどこの?と聞いたら、町内の奥田食品の黄金納豆だそう…
三内丸山遺跡クラスの法正尻遺跡を尋ねる
磐越自動車道の建設時の昭和63年頃、青森県の三内丸山遺跡クラスの法正尻(ほういしょうじり)遺跡 が発見されました。 調査した磐梯サービスエリア付近だけでも、129軒の竪穴住居跡が見つかりました。 約5000年前の縄文式文化で、原型を留めた出土品が多数出土し、国重要文化財に指定されています。ただ、悲しいかな、現在は、磐越自動車道と磐梯サービスエリア、そしておいしい法正尻ほうれん草畑の下にな…
4万年前の噴火の痕跡を見る
磐梯山は、4万年前にも巨大噴火をしており、山体崩壊して岩なだれが表磐梯側(猪苗代湖側)に堆積しています。 磐越西線磐梯町駅付近に、この岩なだれの堆積物を見ることができます。岩にある ジグゾーパズルのような割れ目はジグソウークラック。 岩なだれ堆積物の特徴的な形態だそうです。
磐越西線から、何気なく眺めていた岩が4万年前の巨大噴火による岩なだれ堆積物とは、今まで考えてもみませんでした。 近…
1888年の噴火跡を歩く
避難した人が犠牲になり避難できなかった人が助かったという「長坂の悲劇」の慰霊碑。 しかし、現在は、噴火が朝の7時45分であり、この時間には働き手は既に農作業にでていたため火砕流の犠牲となり、一方、年寄り子供はまだ家にいたため無事だったというのが通説です。 年寄り子供を置いてきぼりにして逃げたわけではありません。 一新聞の誤報記事が、130年間、長坂の地に風評被害をもたらしました。
碑の近く…